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運動を続けるには周りの励ましも必要

高齢になると意欲が低下し、積極的に何かを始めるということが億劫になりがちです。認知症予防や健康維持のために、意欲的に活動している人も多くいる一方、引きこもりがちな高齢者が多いのも現実です。

やる気のある人は自ら行動してくれるので、周りがとやかく言わなくても大丈夫ですが、塞ぎ込みがちな高齢者に運動を促しても拒否される場合も多いです。面倒くさい、しんどい、疲れる、興味が持てない、など理由は様々です。しかし、何もせずに日がな一日部屋でテレビを観ているような生活では、ますます身体機能は衰え、さらに認知症のリスクが高まってしまいます。

そうならないためにも、周りのサポートも必要です。買い物に一緒に行く、散歩に付き添う、体操やヨガを一緒にやってみるなど、家族や友人と一緒に出来ることであれば楽しんでやってくれる場合もあります。足腰が痛いなど、何か健康上の不都合がある場合には、座って出来る運動など手軽にできるものを取り入れてみましょう。

最近では、インターネットで高齢者向けの体操プログラムなども動画で観ることができます。そういったものを活用しながら、興味を持つことを探してみるのも良いでしょう。運動は、あくまでも本人の体調を考慮しながら行うことが必要です。持病がある人は医師に相談してから始めるようにしましょう。無理強いしては何事も続かない場合が多いので、本人も家族も楽しみながら出来ることをやってみることが大切です。